長時間同じ姿勢で起こる肩こり|姿勢だけではない本当の原因とセルフケア
〜「姿勢を正しても治らない」理由、知っていますか?〜
こんにちは。
福岡市・大濠公園近くのリリーフポートフェミナ鍼灸整体院 大濠公園店、院長の豊嶋です。
「長時間座っているから肩がこる」
確かにそれも一因ですが、実は肩こりの原因はそれだけではありません。
姿勢に気をつけていても、つらい肩こり..
その背景には、ストレス・目の疲れ・腕の使いすぎ・血流の問題など、いくつもの要因が重なっていることが多いのです。
今回は、長時間同じ姿勢によって起こる肩こりの本当の原因と、今日からできるセルフケアをお伝えします。
姿勢だけじゃない|肩こりを招く4つの主な原因
① 精神的ストレス・自律神経の乱れ
ストレスを感じると、自律神経のうち交感神経が優位になり、無意識のうちに全身の筋肉が緊張します。
同時に血管が収縮し、血流も低下。
姿勢が悪くなくても、肩がガチガチになる理由はここにあります。
② 眼精疲労(目の疲れ)
ピントを合わせ続けることで目の周りの筋肉が酷使されると、脳が疲労を感じます。
この疲れが「首や肩を緊張させる信号」として伝わり、肩こりを引き起こします。
合わないメガネやコンタクトの使用も、大きな原因になります。
③ 冷え(気温・エアコンの影響)
寒さやエアコンの直風は、筋肉を収縮させます。
体を守ろうとする反応で自然と体が縮こまり、血行不良を招き、肩こりが悪化します。
④ 腕の使いすぎ
意外と見落とされがちですが、腕の重さも肩こりの大きな原因です。
長時間同じ姿勢で「コリ」が生まれる仕組み
筋肉が“支え続ける”状態になる
人の頭は、ボウリングの玉ほどの重さ(約5kg)があります。
本来は、首の骨というまっすぐな軸の上に頭が乗ることで、筋肉に負担をかけずに支えられる構造です。
しかし、デスクワークで画面を覗き込んだ瞬間、頭はこの軸から前に外れてしまいます。
すると、本来は骨が担っていた「支える役割」を、首や肩の筋肉が必死に引き受ける状態になります。
転げ落ちそうな重い頭を、背中側の筋肉が“綱引き”のように引っ張り続ける..
この限界ギリギリの緊張が続くことで血流が滞り、あのガチガチな肩こりが生まれます。
姿勢以外からやってくる「コリ」
肩や腕のコリは、姿勢だけが原因ではありません。
・腕を支える負担
キーボード操作中、宙に浮いた両腕(約8kg)を支えているのは肩の筋肉です。
・目からの緊張信号
眼精疲労が起こると、脳が防御反応として筋肉を硬くします。
・心の緊張による血流低下
ストレスで血管が細くなり、回復しにくい状態になります。
今すぐできるセルフケア|肩に“支えさせない”工夫
大切なのは、
いかに肩の筋肉に“支える仕事”をさせないかです。
① 腕の重さを物理的に逃がす
・肘置き(アームレスト)を使う
・肘置きがない場合は、厚く畳んだタオルを机に置き、前腕を乗せる
これだけで、肩の緊張がふっと抜けます。
②「1cmの顎引き」で軸を戻す
視線はそのまま、顎だけを1cm後ろにスライド。
前に出ていた頭が首の軸の上に戻り、筋肉の“綱引き状態”が一時停止します。
「今、顎引けてるかな?」
この確認だけでも十分です。
③目を閉じて脳の緊張をオフにする
休憩中はスマホを見ず、目を閉じて手のひらで目を覆い、1分間光を遮断。
目からの情報が消えるだけで、脳の緊張が和らぎ、連動して肩の力も抜けやすくなります。
プラスαの裏ワザ
足の裏が床につかないと、体幹が不安定になり、無意識に肩へ力が入ります。
足が浮く場合は、箱や厚い本を足元に置いて簡易の足置きにしてみてください。
驚くほど肩が楽になることがあります。
まとめ|肩こりは「使い方」を変えると変わる
肩こりは、単なる「姿勢の悪さ」ではなく、身体の使い方・支え方・休ませ方の問題です。
福岡市・大濠公園近くのリリーフポートフェミナ鍼灸整体院 大濠公園店では、肩だけでなく、首・腕・目・神経の状態まで含めて丁寧に確認し、一人ひとりに合った整え方をご提案しています。
「いつものこと」と我慢せず、身体からのサインに気づいてあげてくださいね。
リリーフポートフェミナ院長/鍼灸師
福岡市・大濠公園近くで、女性特有の不調と向き合う整体・鍼灸ケアを行っている。